Grammarly vs DeepL Write — 英文校正ツールはどちらを選ぶべき?

英文を書く機会が増える中、AI校正ツールは必須のパートナーになっています。Grammarlyは英文校正の定番サービス、DeepL Writeは翻訳で名高いDeepLが提供する新興の文章改善ツールです。

この記事では、2026年3月時点の最新情報をもとに、両者を徹底比較します。

基本スペック比較

項目GrammarlyDeepL Write
開発元Grammarly, Inc.(米国)DeepL SE(ドイツ)
主な機能文法・スペル・スタイル校正文章改善・言い換え
無料プランあり(基本的な校正)あり(文字数制限あり)
有料プランPremium $12/月〜Pro $8.74/月〜
対応言語英語(メイン)、他言語も一部対応英語、ドイツ語、他
AI生成◎(GrammarlyGO)
ブラウザ拡張

料金プラン比較

プランGrammarlyDeepL Write
無料基本的な文法・スペルチェック文字数制限あり
個人Premium $12/月(年額払い)Pro ¥1,000/月〜(DeepL Pro内)
ビジネスBusiness $15/月/人API / Business 要見積り
エンタープライズEnterprise 要見積りEnterprise 要見積り

DeepL WriteはDeepL Proの翻訳機能とセットで利用可能なため、翻訳も頻繁に使う場合はコストパフォーマンスが高いです。Grammarlyは英文校正に特化した料金体系です。

校正機能の比較

Grammarlyの校正機能

  • 文法チェック: 主語と動詞の一致、時制の誤り、冠詞の使い方等
  • スペルチェック: スペルミスとタイポの検出
  • 句読点: カンマ、セミコロン等の正しい使い方
  • スタイル: 受動態の過剰使用、冗長な表現の指摘
  • トーン検出: 文章のトーン(フォーマル、カジュアル等)を分析
  • 明瞭さ: わかりにくい文章の改善提案
  • 盗用チェック: テキストのオリジナリティチェック(Premium)
  • 語彙改善: より適切な単語の提案

DeepL Writeの校正機能

  • 文法チェック: 基本的な文法エラーの検出
  • 言い換え: 文章全体をより自然な表現に改善
  • スタイル調整: フォーマル/カジュアルの切り替え
  • 語彙改善: より適切な表現への置き換え
  • 簡潔化: 冗長な表現をシンプルに
  • 文章の流れ: 文章全体の読みやすさを改善

校正精度の比較

テスト項目GrammarlyDeepL Write
文法エラー検出
スペルミス検出
スタイル改善
自然な言い換え
コンテキスト理解
誤検出(false positive)少ない少ない
日本語話者の英文対応

Grammarlyは文法チェックの網羅性で優位DeepL Writeは自然な言い換えで優位です。

日本語話者特有の英文ミスへの対応

ミスの種類GrammarlyDeepL Write
冠詞(a/the)の誤用
前置詞の誤用
時制の混同
主語の省略
和製英語
直訳的な表現

日本語から直訳した不自然な英文を自然な英語に書き換える能力では、DeepLの翻訳技術の蓄積が活きています。

AI機能の比較

Grammarly GO(AI アシスタント)

  • 文章生成: プロンプトから英文を生成
  • リライト: 選択したテキストを言い換え
  • 要約: 長い文章を要約
  • トーン調整: フォーマル、カジュアル等に変換
  • 拡張: 短い文章をより詳細に展開
  • パーソナライゼーション: ユーザーのスタイルを学習

DeepL WriteのAI機能

  • 文章改善: 文法・スタイル・語彙を一括改善
  • スタイルスイッチ: フォーマル/カジュアルの切り替え
  • 言い換え候補: 複数の言い換え候補を表示
  • DeepL翻訳との連携: 翻訳結果をさらにWriteで改善

AI機能の幅広さではGrammarlyが優位ですが、DeepL Writeは翻訳→校正のシームレスな連携が独自の強みです。

対応プラットフォーム

プラットフォームGrammarlyDeepL Write
Webブラウザ拡張◎(Chrome、Firefox、Safari、Edge)◎(Chrome、Firefox、Edge)
デスクトップアプリ◎(Windows、macOS)◎(Windows、macOS)
モバイル◎(iOS、Android キーボード)
Microsoft Office◎(Word、Outlook)
Google Docs
Slack×
Gmail
Web版エディタ
API

Grammarlyは対応プラットフォームが圧倒的に多いです。ブラウザ拡張をインストールすれば、ほぼすべてのテキスト入力フィールドで校正が機能します。DeepL Writeも主要なプラットフォームには対応していますが、Slackやモバイルキーボードには非対応です。

Grammarlyのメリット・デメリット

メリット

  • 包括的な校正: 文法、スペル、スタイル、トーンを網羅
  • プラットフォーム対応: ほぼどこでも使える
  • 盗用チェック: オリジナリティを確認可能
  • Grammarly GO: 高機能なAIアシスタント
  • トーン検出: 文章のトーンをリアルタイムで分析
  • チーム機能: スタイルガイドの共有

デメリット

  • 料金: DeepLに比べるとやや高い
  • 日本語非対応: 日本語の校正はできない
  • 過剰な指摘: スタイルの提案が多すぎる場合がある
  • プライバシー: テキストがサーバーに送信される
  • 翻訳機能なし: 翻訳は別途ツールが必要

DeepL Writeのメリット・デメリット

メリット

  • 自然な言い換え: 翻訳技術を活かした高品質な文章改善
  • 翻訳との統合: DeepL翻訳→Write校正のシームレスなワークフロー
  • コスト: DeepL Proに含まれるため翻訳も使えてお得
  • プライバシー: Proプランではデータの保存なし
  • 多言語対応: 英語以外(ドイツ語等)の校正も可能

デメリット

  • 文法チェックの深さ: Grammarlyほど包括的ではない
  • プラットフォーム: Grammarlyほど広範に対応していない
  • 盗用チェックなし: オリジナリティチェック機能はない
  • モバイル対応: キーボードアプリがない
  • AI生成機能: Grammarlyほど多機能ではない

ユースケース別おすすめ

ビジネスメール(英語)

おすすめ: Grammarly — トーン検出、Gmail/Outlook統合が便利

学術論文・レポート

おすすめ: Grammarly — 盗用チェック、フォーマルスタイルの提案

日本語→英語の翻訳後の校正

おすすめ: DeepL Write — DeepL翻訳との連携が最適

SNS・カジュアルな英文

おすすめ: Grammarly — モバイルキーボード対応、短文の校正

英語学習

おすすめ: Grammarly — 文法の解説が学習に役立つ

コスト重視

おすすめ: DeepL Write — 翻訳込みでGrammarlyより安い

併用のすすめ

実は両方を併用するのが最も効果的です:

  1. DeepL翻訳で日本語から英語に翻訳
  2. DeepL Writeで翻訳結果を改善
  3. Grammarlyで文法・スペル・スタイルの最終チェック

このワークフローにより、自然で正確な英文を効率的に作成できます。

まとめ:結局どちらを選ぶべき?

重視するポイントおすすめ
文法チェックGrammarly
自然な言い換えDeepL Write
プラットフォームGrammarly
コストDeepL Write
翻訳連携DeepL Write
AI機能Grammarly
盗用チェックGrammarly
プライバシーDeepL Write

**「包括的な英文校正ならGrammarly、翻訳と連携した自然な英文改善ならDeepL Write」**が結論です。


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