医療保険は本当に必要?判断基準
医療保険の必要性は「高額療養費制度」の理解がカギです。
高額療養費制度とは
医療費が高額になった場合、月の自己負担額に上限が設けられる公的制度です。
| 年収(目安) | 月の自己負担上限 |
|---|---|
| 〜370万円 | 57,600円 |
| 370〜770万円 | 約80,000円 |
| 770〜1,160万円 | 約170,000円 |
| 1,160万円超 | 約253,000円 |
つまり、年収500万円の人なら、どれだけ高額な手術をしても月の自己負担は約8万円が上限です。
医療保険が必要な人
- 貯蓄が100万円以下の人
- 自営業・フリーランス(傷病手当金がない)
- 先進医療(陽子線治療等)のリスクに備えたい人
- 個室入院(差額ベッド代)を希望する人
- 精神的な安心感が欲しい人
医療保険が不要な人
- 貯蓄が300万円以上ある人
- 会社員で傷病手当金が出る人(給与の2/3、最長18ヶ月)
- 公的保険だけで十分と判断できる人
医療保険の選び方
1. 入院給付金日額
一般的には日額5,000円〜10,000円。差額ベッド代(個室平均約8,000円/日)をカバーするなら10,000円がおすすめ。
2. 入院支払限度日数
| 限度日数 | 月額保険料への影響 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 30日 | 最安 | △(短期入院のみ) |
| 60日 | 標準 | ◎(バランス良し) |
| 120日 | やや高い | ○(長期入院に備える) |
| 360日 | 高い | △(特殊なケース向け) |
3. 手術給付金
入院中の手術で10万〜20万円、外来手術で2.5万〜5万円が一般的。手術の種類に関わらず定額支給のタイプが分かりやすいです。
4. 先進医療特約
先進医療は公的保険の対象外で、自己負担が数百万円になることも。先進医療特約は月額100〜200円程度で付帯できるので、必ず付けましょう。
医療保険おすすめランキングTOP6
第1位:オリックス生命「医療保険 新キュア」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入院給付金 | 日額5,000円 or 10,000円 |
| 入院限度日数 | 60日(七大疾病は120日) |
| 手術給付金 | 入院中10万円 / 外来2.5万円 |
| 先進医療特約 | 通算2,000万円 |
| 月額保険料 | 1,531円(30歳男性・日額5,000円・終身) |
| 保険期間 | 終身 |
| 払込期間 | 終身 or 60歳・65歳払済 |
メリット:
- 七大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患・糖尿病等)は入院限度日数が120日に延長
- 先進医療特約が通算2,000万円まで保障
- 保険料が業界最安水準
- シンプルな設計で分かりやすい
デメリット:
- 通院保障が基本プランにない
- 健康祝金などの付加サービスがない
こんな人におすすめ: シンプルで安い医療保険を求める人。七大疾病への備えを手厚くしたい人。
第2位:はなさく生命「はなさく医療」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入院給付金 | 日額5,000円 or 10,000円 |
| 入院限度日数 | 60日(三大疾病は無制限) |
| 手術給付金 | 入院中10万〜40万円(手術の種類で変動) |
| 先進医療特約 | 通算2,000万円 |
| 月額保険料 | 1,683円(30歳男性・日額5,000円・終身) |
| 特徴 | 三大疾病は入院日数無制限 |
メリット:
- 三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)で入院日数が無制限
- 手術給付金が手術の重さに応じて4段階で支給
- カスタマイズ性が高い(特約を細かく選べる)
デメリット:
- オリックスの新キュアよりやや保険料が高い
- 特約が多くてプラン設計が複雑
第3位:ライフネット生命「じぶんへの保険3」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入院給付金 | 日額5,000円 or 10,000円 |
| 入院限度日数 | 60日 |
| 手術給付金 | 入院中10万円 / 外来2.5万円 |
| 先進医療特約 | 通算2,000万円 |
| 月額保険料 | 1,458円(30歳男性・日額5,000円・終身・おすすめコース) |
| 申込方法 | ネット完結 |
メリット:
- ネット申込で保険料が安い
- 「エコノミー」「おすすめ」「プレミアム」の3コースで選びやすい
- がん治療給付金のオプションあり
デメリット:
- 対面相談ができない
- 七大疾病の入院限度日数延長がない
第4位〜第6位
| 順位 | 保険会社 | 商品名 | 月額保険料(※) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 4位 | SBI生命 | 終身医療保険Neo | 1,485円 | 全額返戻特約あり |
| 5位 | チューリッヒ生命 | 終身医療保険プレミアムZ | 1,557円 | ストレス性疾病延長特約 |
| 6位 | メディケア生命 | メディフィットA | 1,610円 | 8疾病入院無制限 |
※30歳男性・日額5,000円・60日型・終身の場合
医療保険 保険料比較表
30歳男性・入院日額5,000円・終身保障
| 保険会社 | 商品名 | 月額保険料 | 七大疾病延長 | 先進医療 |
|---|---|---|---|---|
| ライフネット生命 | じぶんへの保険3 | 1,458円 | × | ○ |
| SBI生命 | 終身医療保険Neo | 1,485円 | × | ○ |
| オリックス生命 | 新キュア | 1,531円 | ○(120日) | ○ |
| チューリッヒ生命 | プレミアムZ | 1,557円 | ○(無制限) | ○ |
| はなさく生命 | はなさく医療 | 1,683円 | ○(無制限) | ○ |
30歳女性・入院日額5,000円・終身保障
| 保険会社 | 商品名 | 月額保険料 |
|---|---|---|
| ライフネット生命 | じぶんへの保険3 | 1,724円 |
| オリックス生命 | 新キュア | 1,683円 |
| SBI生命 | 終身医療保険Neo | 1,775円 |
※女性は女性特有疾病(乳がん・子宮がん等)の特約を追加するのがおすすめ
がん保険の選び方
がんの治療は通院が中心になっており、入院日数は年々短くなっています。がん保険を選ぶ際は以下のポイントを確認しましょう。
がん保険で重視すべき給付金
| 給付金の種類 | 重要度 | 理由 |
|---|---|---|
| がん診断一時金 | ◎ | 診断時にまとまった金額(100万〜200万円)を受け取れる |
| 通院給付金 | ◎ | 抗がん剤治療などの通院費用をカバー |
| 入院給付金 | ○ | 入院日数が短期化しているため優先度は低下 |
| 先進医療特約 | ◎ | 陽子線治療(約300万円)等に備える |
がん保険おすすめ
| 保険会社 | 商品名 | 月額保険料(※) | 診断一時金 | 通院給付金 |
|---|---|---|---|---|
| ライフネット生命 | がん保険ダブルエール | 1,196円 | 100万円 | なし |
| チューリッヒ生命 | 終身ガン治療保険プレミアムZ | 1,540円 | 特約で追加 | 月10万円 |
| SBI損保 | がん保険(自由診療タイプ) | 1,380円 | 特約 | あり |
※30歳男性の場合
入院にかかる実際の費用
平均入院日数と自己負担額
| 疾病 | 平均入院日数 | 3割負担の医療費 | 高額療養費適用後 |
|---|---|---|---|
| 胃がん手術 | 12.5日 | 約40万円 | 約8万円 |
| 心筋梗塞 | 8.5日 | 約50万円 | 約8万円 |
| 脳卒中 | 78日 | 約160万円 | 約25万円 |
| 骨折 | 26日 | 約20万円 | 約8万円 |
※上記に加えて差額ベッド代(平均6,620円/日)、食事代(460円/食)、日用品代などがかかります。
まとめ:医療保険おすすめの結論
| タイプ | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 総合No.1 | オリックス生命 新キュア | 安い・七大疾病延長・シンプル |
| 最安値 | ライフネット生命 じぶんへの保険3 | 業界最安水準・ネット完結 |
| がん重視 | はなさく生命 はなさく医療 | 三大疾病入院無制限 |
| がん保険単体 | ライフネット がん保険ダブルエール | 診断一時金100万円で安い |
まずはオリックス生命の新キュアを基準に検討するのがおすすめ。保険料と保障のバランスが最も良く、七大疾病で入院日数が延長される安心感があります。
先進医療特約(月約100円)は必ず付けましょう。がんへの備えを手厚くしたいなら、がん保険の上乗せも検討してください。
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