第6回 / 全8回 ⏱ 約15分

会議の議事録・要約を自動化する

会議のメモや文字起こしテキストをAIに渡して、構造化された議事録やアクションアイテムを自動抽出する方法を解説します。

このレッスンで学ぶこと

  • 会議メモから議事録を自動生成する方法
  • アクションアイテムの自動抽出
  • 文字起こしテキストの活用法

議事録作成の悩み

会議の議事録作成、こんな経験はありませんか?

  • 会議中にメモを取りながら議論に参加するのが大変
  • メモが散漫で、後から議事録にまとめるのに時間がかかる
  • アクションアイテムが曖昧で、誰が何をやるか不明確

AIを使えば、ざっくりしたメモからでも構造化された議事録が生成できます。

基本:メモから議事録を生成

プロンプト例

あなたは議事録作成が得意なアシスタントです。

以下の会議メモから、正式な議事録を作成してください。

【会議情報】
- 日時:2026年3月24日 14:00-15:00
- 参加者:田中(営業部長)、佐藤(開発リーダー)、鈴木(デザイナー)
- 議題:新サービスのLP制作について

【メモ】
- 田中:4月中にLP公開したい。GW前がターゲット
- 佐藤:開発は2週間あれば可能。ただしデザイン確定が条件
- 鈴木:デザイン案は2パターン作る。来週月曜に提出
- ワイヤーフレームは佐藤が今週中に
- コピーは外部ライターに依頼する方向。田中が手配
- 予算は50万以内
- 次回MTG:来週水曜14時

出力形式:
1. 会議概要(日時・参加者・議題)
2. 議論の要点(箇条書き)
3. 決定事項
4. アクションアイテム(担当者・期限つき)
5. 次回予定

アクションアイテムの自動抽出

議事録とは別に、アクションアイテムだけを抽出することもできます。

以下の会議メモから、アクションアイテムだけを抽出してください。

各アイテムに以下を含めてください:
- タスク内容
- 担当者
- 期限
- 優先度(高/中/低)

表形式で出力してください。

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[会議メモをここに貼る]

文字起こしテキストの活用

ZoomやTeamsの録画から文字起こしされたテキストは、そのままでは読みにくいことが多いです。AIで整理しましょう。

以下はZoom会議の文字起こしテキストです。
読みやすい議事録に整理してください。

条件:
- 「あー」「えーと」等のフィラーを除去
- 発言者ごとにまとめる
- 重要な決定事項を太字にする
- 雑談は省略

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[文字起こしテキストをここに貼る]

実践:長い会議の要約

1時間の会議の内容を、上司に5分で報告するための要約を作るケースです。

以下の議事録を、上司への報告用に要約してください。

条件:
- 3分で読める長さ(300文字以内)
- 結論と次のアクションを最初に書く
- 詳細は省略してOK

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[議事録をここに貼る]

テンプレートを作っておく

毎回プロンプトを書くのは面倒なので、よく使うパターンはテンプレートとして保存しておきましょう。

定例会議用テンプレート

あなたは議事録作成のプロです。

以下のメモから定例会議の議事録を作成してください。

フォーマット:
## 会議概要
- 日時:
- 参加者:
- 議題:

## 前回アクションアイテムの進捗

## 今回の議論

## 決定事項

## 新しいアクションアイテム
| タスク | 担当 | 期限 |
|--------|------|------|

## 次回予定

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[メモをここに貼る]

ハンズオン演習

演習1: 最近参加した会議を思い出して、ざっくりしたメモ(5行程度)をChatGPTに渡し、議事録を生成してみましょう。

演習2: 生成された議事録に「アクションアイテムを表形式で抽出して」と追加指示を出してみましょう。

演習3: 「この議事録を3行で要約して」と依頼し、上司への報告メールに使えるか確認してみましょう。

まとめ

  • ざっくりしたメモからでもAIが構造化された議事録を生成できる
  • アクションアイテムの抽出は表形式で依頼すると見やすい
  • 文字起こしテキストの整理にもAIは有効
  • よく使うパターンはテンプレートとして保存しておく

次のレッスンでは、AIを業務で使う際のリスクと注意点を学びます。

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#議事録#要約#会議#業務効率化