電子契約サービスおすすめ比較 — 2026年最新版

2024年の電子帳簿保存法改正以降、電子契約の導入は急速に進んでいます。紙の契約書に比べて印紙税が不要締結スピードが大幅アップ保管コストも削減と、メリットだらけの電子契約ですが、サービスの選び方を間違えると逆に手間が増えることも。

この記事では、国内シェア上位の電子契約サービスを5つ厳選し、料金・機能・法的効力の面から徹底比較します。

電子契約サービスを選ぶ3つの基準

1. 署名方式(当事者型 vs 立会人型)

  • 当事者型: 本人確認が厳格。電子証明書を使用。法的効力が高い
  • 立会人型: メール認証のみ。導入ハードルが低い。多くの場面でこちらで十分

2. 料金体系

月額固定か、送信件数に応じた従量課金かで、コストが大きく変わります。月間の契約件数を見積もってから比較しましょう。

3. テンプレート機能・ワークフロー

契約書テンプレートの管理や、社内承認フローとの連携があると、運用がスムーズです。

主要5サービス比較一覧

サービス月額(税込)無料プラン署名方式送信料/通法対応おすすめ度
クラウドサイン¥11,000〜あり(月5件)立会人型¥220★★★★★
GMOサイン¥9,680〜あり(月5件)両対応¥110〜★★★★★
DocuSign$25〜無料体験両対応含む★★★★☆
freeeサイン¥5,478〜あり(月1件)立会人型¥220★★★★☆
BtoBプラットフォーム契約書要問合せなし両対応要問合せ★★★☆☆

第1位:クラウドサイン — 国内シェアNo.1の安心感

概要

弁護士ドットコム株式会社が提供するクラウドサインは、国内導入社数No.1の電子契約サービスです。日本の法制度に最適化された設計で、多くの企業が「まずクラウドサイン」を選ぶ理由があります。

料金プラン

プラン月額(税込)送信料主な機能
Free¥0月5件まで送信可能
Light¥11,000¥220/通テンプレート・API
Corporate¥30,800¥220/通+SSO・IPアドレス制限
Enterprise要問合せ要問合せ+SLA・カスタマイズ

メリット

  • 国内シェアNo.1: 取引先への説明がしやすい(「クラウドサインなら」で通じる)
  • 弁護士監修の法的安全性: 弁護士ドットコムが運営する安心感
  • 電子帳簿保存法に完全対応: タイムスタンプ付与・検索機能対応
  • 直感的なUI: ITリテラシーが低い担当者でも使いやすい
  • 豊富なAPI連携: Salesforce・kintone・Slack等と連携可能

デメリット

  • 月額料金が競合に比べてやや高い
  • 送信料が1通¥220かかる(大量送信だとコスト増)
  • 当事者型署名は上位プランのみ

こんな人におすすめ

  • 取引先の理解を得やすいサービスを選びたい企業
  • 日本国内の取引がメインの企業
  • 法務部門がある中〜大規模企業

第2位:GMOサイン — コスパ最強の電子契約

概要

GMOグループが提供するGMOサインは、当事者型と立会人型の両方に対応しながら、業界最安クラスの料金体系を実現しています。

料金プラン

プラン月額(税込)送信料主な機能
お試しフリー¥0月5件(立会人型のみ)
契約印&実印プラン¥9,680¥110〜両署名方式対応

メリット

  • 送信料が業界最安クラス: 立会人型¥110/通、当事者型¥330/通
  • 当事者型・立会人型の両方に対応: 用途に応じて使い分け可能
  • 電子証明書の発行が可能: 法的効力の高い契約に対応
  • GMOグループの信頼性: セキュリティ基盤が堅牢

デメリット

  • クラウドサインに比べて知名度がやや低い
  • UIがやや複雑(機能が多い分)
  • 海外取引先への対応はDocuSignに劣る

こんな人におすすめ

  • コストパフォーマンスを最重視する企業
  • 当事者型署名(電子証明書付き)を使いたい場面がある企業
  • 月間の契約件数が多い企業

第3位:DocuSign — グローバル対応ならこれ一択

概要

世界180カ国以上で利用されるDocuSignは、海外取引先との契約が多い企業にとって最適解です。

料金プラン

プラン月額(USD)送信数主な機能
Personal$105件/月個人利用向け
Standard$25/ユーザー無制限テンプレート・通知
Business Pro$40/ユーザー無制限+支払い回収・署名順序

メリット

  • 世界標準の電子契約サービス: 海外の取引先に説明不要
  • 44言語対応: グローバル展開に強い
  • 送信数が無制限(Standard以上): 大量契約に最適
  • 豊富なインテグレーション: Salesforce・Microsoft 365等と連携

デメリット

  • 日本語UIがやや分かりにくい(翻訳の質にばらつき)
  • 円建て請求に非対応(為替リスクあり)
  • 日本の電子帳簿保存法への対応は追加設定が必要

こんな人におすすめ

  • 海外取引先との契約が頻繁にある企業
  • 外資系企業で社内標準がDocuSignの場合
  • 月間契約件数が非常に多い企業

第4位:freeeサイン — freeeユーザーに最適

概要

freeeが提供する電子契約サービスで、freee会計・freee人事労務とのシームレスな連携が最大の強みです。

料金プラン

プラン月額(税込)送信料主な機能
無料¥0月1件まで
スターター¥5,478¥220/通テンプレート・API
アドバンス¥54,780含む+ワークフロー・SSO

メリット

  • freeeシリーズとの完全連携: 契約→請求→会計の自動化
  • ワークフロー機能: 社内承認フローを構築可能
  • テンプレート管理: 契約書テンプレートの一元管理

デメリット

  • freee未導入企業にはメリットが薄い
  • 上位プランは価格が急上昇する
  • 知名度がクラウドサイン・GMOサインに劣る

こんな人におすすめ

  • freee会計を既に導入している企業
  • バックオフィス業務をfreeeで統合管理したい企業

第5位:BtoBプラットフォーム契約書 — 大企業向けの堅牢サービス

概要

インフォマート社が提供するBtoB取引に特化した電子契約サービスです。発注書・請求書との連携が強みです。

メリット

  • BtoB取引に特化: 発注〜納品〜請求の一元管理
  • インフォマートの取引ネットワーク: 50万社以上が利用
  • 当事者型・立会人型の両方対応: 高い法的効力

デメリット

  • 料金が非公開(要問合せ)
  • 導入のハードルが高い
  • 小規模事業者には不向き

こんな人におすすめ

  • インフォマートの請求書サービスを利用している企業
  • 大量のBtoB取引を電子化したい大企業

電子契約の法的効力について

電子署名法の要件

日本の電子署名法では、以下の要件を満たす電子署名は手書き署名と同等の法的効力を持ちます。

  1. 本人性: 署名者が本人であることの確認
  2. 非改ざん性: 署名後に文書が改ざんされていないこと

上記5サービスはいずれもこの要件を満たしています。

電子帳簿保存法への対応

2024年1月から電子取引データの電子保存が完全義務化されました。電子契約サービスを選ぶ際は、以下の対応を確認しましょう。

  • タイムスタンプの付与
  • 検索機能(取引年月日・金額・取引先で検索可能)
  • 訂正・削除の履歴管理

導入ステップ

ステップ1: 無料プランで試用

まずは無料プランで実際の操作感を確かめましょう。クラウドサインとGMOサインはどちらも月5件まで無料で利用可能です。

ステップ2: 取引先への案内

電子契約の導入には取引先の理解が必要です。クラウドサインのような知名度の高いサービスを選ぶと、案内がスムーズです。

ステップ3: 社内ワークフローの構築

契約書の作成→社内承認→送信→締結→保管の流れを整理しましょう。

まとめ — まずは無料プランで体験してみよう

電子契約サービスの選び方は、企業の規模・取引先・予算によって異なります。

ペーパーレス化は印紙税の削減だけでも大きなコスト削減になります。早めの導入をおすすめします。


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