年収1800万円の手取りは約1,200万円

年収1800万円(月収150万円)の場合、手取りは**約1,200万円(月約100万円)**です。

額面から約600万円(約33%)が税金と社会保険料として差し引かれます。所得税率33%の区間の上位に位置し、課税所得が1,800万円を超えると税率40%にジャンプする「33%の壁」直前の年収帯です。

内訳の詳細

項目年額(概算)月額(概算)
額面年収1,800万円150.0万円
所得税約250万円約20.8万円
住民税約125万円約10.4万円
厚生年金保険料約71万円約5.9万円
健康保険料約85万円約7.1万円
雇用保険料約10.8万円約0.9万円
手取り約1,200万円約100.0万円

※厚生年金・健康保険はともに上限付近。課税所得1,800万円を超えると所得税率が40%に上がります。

正確な金額は手取り計算ツールで確認できます。

月収と手取りの内訳

月収150万円から毎月約50万円が天引きされ、手取りは約100万円です。

  • ボーナスなしの場合: 月額手取り 約100.0万円
  • ボーナス4ヶ月の場合: 月額手取り 約75.0万円 + 賞与手取り 約300万円

「月収150万円で手取り100万円」――額面の3分の1が消える現実は、この年収帯の人が最も実感するところです。

同年収帯と比較

年収手取り手取り率月額手取り
1200万円約851万円70.9%約70.9万円
1500万円約1,042万円69.5%約86.8万円
1800万円約1,200万円約66.7%約100.0万円
2000万円約1,350万円67.5%約112.5万円

年収1500万→1800万で額面300万円増に対し、手取り増は約158万円。増加分の47%が税金・社保に消えます。

所得税率33%の壁と法人化の判断基準

年収1800万円は、法人化を本格的に検討すべきターニングポイントです。

所得税率33%の壁とは

  • 課税所得900万〜1,800万円: 所得税率33%(控除額153.6万円)
  • 課税所得1,800万円超: 所得税率40%(控除額279.6万円)
  • 年収1800万円の給与所得控除後は約1,605万円。各種控除を差し引いた課税所得は1,800万円前後で、40%区間に片足を踏み入れる水準

法人化(マイクロ法人)の判断基準

比較項目個人(年収1800万)マイクロ法人
最高税率所得税33%+住民税10%=43%法人税23.2%+個人の税率
社会保険会社員は選択不可役員報酬で調整可能
経費の幅給与所得控除のみ事業に関連する費用を広く計上
退職金勤務先の制度次第自分で設計可能(税制優遇あり)

法人化を検討すべき人

  • 副業・事業収入が年300万円以上ある人
  • 不動産投資の規模が大きい人(5棟10室以上)
  • フリーランスで年収1800万円以上の人
  • 将来的に独立・起業を考えている人

この年収帯の人の特徴

  • 職種: 大手企業の部長クラス、外資系企業のマネージャー、勤務医(中堅〜ベテラン)、弁護士・会計士、ITスタートアップの幹部
  • 年齢: 40〜55歳が中心
  • 生活水準: 都心のタワーマンション居住、子どもの私立中学・高校進学が一般的
  • 悩み: 「年収が上がっても手取りが比例して増えない」ことへの不満が最大化する年収帯

手取りを増やす方法

1. ふるさと納税(上限: 約49万円)

年収1800万円の寄付上限は約49万円。返礼品で年間約15万円相当の実質節約になります。ふるさと納税上限計算で正確な上限額を確認しましょう。

2. iDeCo(効果: 年約12万円の節税)

月23,000円の拠出で年間約12万円の節税。所得税率33%のため節税効果は大きいです。

3. 法人化・マイクロ法人(強く推奨)

副業や事業収入がある場合、法人化は最優先の節税策です。役員報酬の設定により所得分散が可能で、法人税率23.2%は個人の33%〜40%より大幅に有利です。年間100万円以上の節税が実現するケースも珍しくありません。

4. 不動産投資の減価償却

年収1800万円なら減価償却の節税効果が極めて大きく、年間60〜100万円の節税が見込めるケースもあります。不動産投資利回り計算でシミュレーションしてみましょう。

5. 小規模企業共済(個人事業主・法人役員の場合)

月額最大7万円(年84万円)を全額所得控除。所得税率33%なら年間約28万円の節税効果があります。

まとめ

項目金額
額面年収1,800万円
手取り年収約1,200万円
手取り率約66.7%
月額手取り約100.0万円
節税可能額年間40〜80万円

年収1800万円の手取りは約1,200万円(月約100万円)。所得税率33%〜40%の境界に位置し、法人化を真剣に検討すべき年収帯です。ふるさと納税・iDeCo・法人化・不動産投資を総動員すれば年間40〜80万円の改善が可能です。手取り計算ツールで節税診断を確認してください。

この記事の内容はAssisty手取り計算で実際にお試しいただけます。