電力自由化で電気代は安くなる

2016年の電力自由化以降、消費者は自由に電力会社を選べるようになりました。大手電力会社(東京電力・関西電力等)から新電力に切り替えることで、年間1万〜3万円の節約が可能です。

電力会社を切り替えても変わらないこと

  • 電気の品質:同じ送電線を使うため、停電リスクや電気の質は変わらない
  • 工事:不要(スマートメーターの設置のみ、無料)
  • 手続き:新しい電力会社に申し込むだけ(旧電力会社への解約連絡は不要)

新電力おすすめランキング

第1位:東京ガスの電気

ガスとセットで年間最大12,000円お得

項目内容
基本料金(30A)885.72円
従量料金(120kWhまで)29.90円/kWh
従量料金(120〜300kWh)35.41円/kWh
従量料金(300kWh超)37.48円/kWh
ガスセット割電気代の0.5%割引
対応エリア東京電力エリア
解約金なし

メリット

  • 東京ガスのブランド力と安心感
  • ガスとセットで申し込むとさらに割引
  • 電気代に応じてポイントが貯まる(パッチョポイント)
  • 解約金・違約金なし
  • Web申込みで簡単に切り替え

デメリット

  • 東京ガスエリア外では利用できない
  • 使用量が少ない場合(月300kWh以下)はメリットが小さい
  • ガスを使っていない場合はセット割が適用されない

こんな人におすすめ

  • 東京ガスを利用中の人
  • 安心感のある大手を選びたい人
  • ガスと電気をまとめたい人

第2位:Looopでんき

基本料金0円、使った分だけのシンプル料金

項目内容
基本料金0円
従量料金市場連動型(時間帯で変動)
平均単価約28〜32円/kWh
対応エリア全国(沖縄・離島除く)
解約金なし
アプリ電気代リアルタイム確認

メリット

  • 基本料金0円で固定費を削減
  • 市場連動型で電力需要の低い時間帯は安い
  • アプリで30分ごとの電気代をリアルタイム確認
  • 全国対応
  • 解約金なし

デメリット

  • 市場連動型のため、電力需要が高い時間帯は高くなる
  • 猛暑・厳冬時に電気代が急騰するリスクがある
  • 料金が読みにくく、家計管理が難しい

こんな人におすすめ

  • 電気使用量を自分でコントロールできる人
  • 夜間・早朝に電気を多く使う人
  • 基本料金0円のシンプルさを求める人

第3位:オクトパスエナジー

イギリス発のグリーン電力、料金も安い

項目内容
基本料金(30A)849.90円
従量料金(120kWhまで)29.62円/kWh
従量料金(120〜300kWh)36.40円/kWh
従量料金(300kWh超)40.49円/kWh
対応エリア全国(一部エリア除く)
解約金なし
再生可能エネルギー実質100%再エネ

メリット

  • 実質100%再生可能エネルギーで環境に優しい
  • 東京ガスと同等かそれ以下の料金
  • 解約金なし
  • 紹介プログラムで双方に5,000円割引
  • 環境意識の高いブランドイメージ

デメリット

  • 日本での実績がまだ浅い
  • カスタマーサポートの対応速度がやや遅い場合がある
  • アプリの機能が発展途上

こんな人におすすめ

  • 環境に配慮した電力を使いたい人
  • 料金の安さと再エネを両立したい人

第4位:楽天でんき

楽天ポイントで電気代が支払える

項目内容
基本料金0円
従量料金(東京エリア)33.32円/kWh(固定)
対応エリア全国(沖縄・離島除く)
ポイント還元200円につき1ポイント
ポイント払い楽天ポイントで電気代支払い可能
SPU+0.5倍
解約金なし

メリット

  • 基本料金0円のシンプル料金
  • 楽天ポイントで電気代を支払える
  • 楽天市場のSPU倍率が+0.5倍
  • 固定単価で市場連動リスクなし

デメリット

  • 従量単価が他社と比べてやや高い
  • 楽天経済圏外の人にはメリットが薄い
  • 使用量が少ないと割高になる場合がある

こんな人におすすめ

  • 楽天経済圏を活用している人
  • 楽天ポイントがたまっている人
  • SPU倍率を上げたい人

電気代シミュレーション(東京電力エリア・30A)

一人暮らし(月200kWh)

電力会社月額年間東電との差
東京電力6,800円81,600円-
東京ガスの電気6,460円77,520円-4,080円
オクトパスエナジー6,320円75,840円-5,760円
Looopでんき6,200円74,400円-7,200円
楽天でんき6,664円79,968円-1,632円

2〜3人家族(月400kWh)

電力会社月額年間東電との差
東京電力13,200円158,400円-
東京ガスの電気12,180円146,160円-12,240円
オクトパスエナジー12,540円150,480円-7,920円
Looopでんき12,000円144,000円-14,400円

4人家族以上(月600kWh)

電力会社月額年間東電との差
東京電力20,500円246,000円-
東京ガスの電気18,800円225,600円-20,400円
オクトパスエナジー19,300円231,600円-14,400円
Looopでんき18,000円216,000円-30,000円

使用量が多い家庭ほど、新電力への乗り換え効果が大きくなります。


電力会社の切り替え手順

ステップ1:現在の電気使用量を確認(5分)

検針票やマイページで月間使用量(kWh)と契約アンペア数を確認

ステップ2:料金シミュレーション(10分)

各社の公式サイトで料金シミュレーションを実施

ステップ3:新電力に申し込み(5分)

Web上で必要事項を入力。供給地点特定番号(検針票に記載)が必要

ステップ4:切り替え完了を待つ(2週間〜1ヶ月)

スマートメーターへの交換(未設置の場合)後に自動切替

※旧電力会社への解約手続きは新電力が代行します。


電気代をさらに節約する方法

1. 契約アンペア数を見直す

  • 30Aで足りるのに60A契約の場合、基本料金だけで月約1,200円の無駄
  • 一人暮らしなら20〜30A、家族なら40〜50Aが目安

2. 古い家電を買い替える

  • 10年前のエアコン → 最新モデルで電気代30〜50%削減
  • 10年前の冷蔵庫 → 最新モデルで電気代40〜50%削減

3. 電気の使い方を見直す

  • エアコンの設定温度を1度変えると電気代約10%変動
  • 待機電力をカットする(TVのプラグを抜く等)
  • LED照明に交換する

よくある質問

Q. 新電力に切り替えると停電しやすくなる?

A. いいえ。同じ送電網を使うため、停電リスクは変わりません。万が一新電力が倒産しても、大手電力会社がバックアップ供給します。

Q. 賃貸マンションでも切り替えられる?

A. 個別にメーターがある場合は可能です。一括受電(マンション全体で契約)の場合は切り替えられません。管理会社に確認しましょう。

Q. オール電化でも切り替えメリットはある?

A. オール電化向けプランは大手電力会社の方が安い場合があります。新電力のオール電化プランは選択肢が少ないため、慎重に比較しましょう。


まとめ:タイプ別おすすめ電力会社

タイプおすすめ
ガスとセットで安心東京ガスの電気
基本料金0円Looopでんき
環境に配慮したいオクトパスエナジー
楽天ユーザー楽天でんき
使用量が多い家庭Looopでんき or 東京ガス

電力会社の切り替えは手続きが簡単で、工事も不要。年間1〜3万円の節約が見込めるため、まだ切り替えていない方は今すぐ検討しましょう。


関連ツール

電気代の節約効果を把握するには、Assistyの家計簿ツールで光熱費を管理しましょう。月ごとの電気代の推移を記録して、切り替え前後の差額を確認できます。