時給・月給・年収の基本換算式

シンプル計算(1日8時間×月20日勤務)

元の単位→ 時給→ 日給→ 月給→ 年収
時給 1,000円8,000円160,000円1,920,000円
時給 1,200円9,600円192,000円2,304,000円
時給 1,500円12,000円240,000円2,880,000円
時給 2,000円16,000円320,000円3,840,000円
月給 200,000円1,250円10,000円2,400,000円
月給 300,000円1,875円15,000円3,600,000円
月給 400,000円2,500円20,000円4,800,000円
年収 400万円2,083円16,667円333,333円
年収 600万円3,125円25,000円500,000円
年収 800万円4,167円33,333円666,667円

計算式

時給 = 月給 ÷ (1日の労働時間 × 月の労働日数)
日給 = 時給 × 1日の労働時間
月給 = 日給 × 月の労働日数
年収 = 月給 × 12 + 賞与

法定の正確な計算方法

労働基準法に基づく月平均所定労働時間を使うのが正式です。

月平均所定労働時間 = (365 - 年間休日) × 1日の所定労働時間 ÷ 12

年間休日別の月平均労働時間

年間休日月平均労働時間(8h/日)法定残業計算ベース
105日(最低基準)173.3時間多くの中小企業
110日170.0時間一般的な企業
120日163.3時間完全週休2日制
125日160.0時間大手企業・公務員
130日156.7時間業界トップ企業

残業代を計算する時給(割増率)

基礎時給 = (月給 - 除外手当) ÷ 月平均所定労働時間
時間外労働の単価 = 基礎時給 × 1.25
深夜(22時〜5時)= 基礎時給 × 1.25
休日労働 = 基礎時給 × 1.35
時間外+深夜 = 基礎時給 × 1.50
休日+深夜 = 基礎時給 × 1.60
月60時間超の時間外 = 基礎時給 × 1.50

除外できる手当: 家族手当・通勤手当・別居手当・子女教育手当・住宅手当・臨時に支払われた賃金・1ヶ月超の期間ごとに支払われる賃金

アルバイト・パートの月収計算

月収 = 時給 × 1日の労働時間 × 月の出勤日数

シフト別の月収目安(時給1,200円)

シフトパターン月の労働時間月収年収
週3日 × 4時間約48時間57,600円691,200円
週3日 × 8時間約96時間115,200円1,382,400円
週4日 × 6時間約96時間115,200円1,382,400円
週5日 × 4時間約80時間96,000円1,152,000円
週5日 × 8時間約160時間192,000円2,304,000円

「○○万円の壁」一覧(2026年)

内容影響
100万円住民税の壁住民税が発生
103万円所得税の壁(基礎48万+給与所得控除55万)所得税が発生(2026年改正で引き上げ予定)
106万円社会保険の壁(特定の条件下)厚生年金・健保加入義務
130万円扶養の壁配偶者の扶養から外れる
150万円配偶者特別控除の壁配偶者特別控除が満額(38万円)から逓減
201万円配偶者特別控除終了の壁配偶者特別控除がゼロに

年収と手取りの違い

「年収」は税・社会保険を引く前の額面。実際に振り込まれる「手取り」は8割程度。

年収別の手取り目安(独身・東京・40歳未満)

年収手取り(年間)手取り(月平均)手取り率
200万円約161万円13.4万円80.5%
300万円約237万円19.7万円79.0%
400万円約313万円26.0万円78.3%
500万円約386万円32.2万円77.2%
600万円約458万円38.2万円76.3%
800万円約600万円50.0万円75.0%
1,000万円約726万円60.5万円72.6%

※扶養家族・住宅ローン・各種控除により実際の手取りは変動します

月給制と年俸制の違い

項目月給制年俸制
給与の決まり方月単位で決定年単位で決定
ボーナス別途支給が一般年俸に含まれる場合が多い
昇給4月など年1〜2回年1回(評価面談)
残業代ありあり(みなし残業含むケースも)
退職時の精算月割日割

注意: 年俸制でも残業代は法的に必要です。「年俸に残業代込み」と書かれていても、固定残業時間を超えた分は別途支給義務があります。

副業・フリーランスの時給換算

請負・業務委託で「1案件○○円」の場合、時給換算するには工数を正確に把握することが重要。

時給換算 = 報酬 ÷ (作業時間 + 打ち合わせ時間 + 修正対応時間)

よくある罠

  • 修正対応工数を含めず時給1万円と計算 → 実質3,000円だった
  • 確定申告・経理工数を含めない
  • 移動時間を労働時間にカウントしない
  • 営業活動・スキルアップ時間を含めない

時給アップを実現する方法

方法即効性上昇幅
同職種で転職+10〜30%
異業種転職(高給業界)+20〜50%
副業を始める月+5〜30万
資格取得(業務独占資格)+10〜20%
役職昇進×+10〜30%
独立・フリーランス化+50〜200%

まとめ

  • 簡易計算は「1日8時間×月20日=月160時間」が基本
  • 残業代計算には月平均所定労働時間を使う
  • 年収から手取りはおよそ75〜80%
  • 副業の時給換算は、修正・営業時間も含めて計算

関連ツール: 時給・月給計算ツール では時給・日給・月給・年収を相互に変換できます。残業代計算・社会保険料控除後の手取りシミュレーションも可能です。年収から手取りを試算するなら手取り計算ツールもあわせてご利用ください。