海外ミーティングで最も困る「時差問題」

リモートワークの普及により、海外のチームやクライアントとオンラインで会議をする機会が増えました。しかし、時差を考慮せずにミーティングを設定すると、相手にとって早朝や深夜になってしまうことがあります。

この記事では、日本時間を基準に主要都市との時差ベストな会議時間帯をまとめました。

主要都市との時差一覧(日本時間 JST 基準)

都市タイムゾーン時差日本が正午のとき
ニューヨークEST (UTC-5)-14時間前日 22:00
ロサンゼルスPST (UTC-8)-17時間前日 19:00
ロンドンGMT (UTC+0)-9時間03:00
パリ / ベルリンCET (UTC+1)-8時間04:00
ドバイGST (UTC+4)-5時間07:00
シンガポールSGT (UTC+8)-1時間11:00
シドニーAEST (UTC+11)+2時間14:00
インド(ムンバイ)IST (UTC+5:30)-3.5時間08:30

注意: サマータイム期間中は時差が1時間変わります(後述)。

時差計算・世界時計ツールを使えば、リアルタイムで各都市の現在時刻を確認できます。

エリア別ベストな会議時間

日本 - アメリカ(東海岸: ニューヨーク、ワシントンD.C.)

時差: -14時間(サマータイム中は-13時間)

日本時間ニューヨーク時間評価
8:0018:00(前日)相手が退勤後
9:0019:00(前日)相手が夜
21:007:00相手の早朝
22:008:00ベスト
23:009:00ベスト
0:0010:00日本側が深夜

おすすめ: 日本時間 22:00~23:00(NY時間 8:00~9:00)。日本側は少し遅い時間になりますが、双方が業務時間内に近い時間帯です。

日本 - アメリカ(西海岸: サンフランシスコ、ロサンゼルス)

時差: -17時間(サマータイム中は-16時間)

日本時間ロサンゼルス時間評価
8:0015:00(前日)相手の午後
9:0016:00(前日)相手の午後後半
翌1:008:00ベスト(日本側は深夜)

西海岸との会議は時差が大きく、双方にとって快適な時間を見つけるのが難しい組み合わせです。非同期コミュニケーション(Slack、録画)の活用も検討しましょう。

日本 - ヨーロッパ(ロンドン、パリ、ベルリン)

時差: -8~-9時間(サマータイム中は-7~-8時間)

日本時間ロンドン時間パリ時間評価
16:007:008:00ベスト
17:008:009:00ベスト
18:009:0010:00ベスト
19:0010:0011:00日本側が退勤後

おすすめ: 日本時間 16:00~18:00(ヨーロッパ時間 8:00~10:00)。日本の午後後半、ヨーロッパの午前中で双方にとってちょうど良い時間帯です。

日本 - 東南アジア(シンガポール、バンコク)

時差: -1~-2時間

日本時間シンガポール時間評価
10:009:00ベスト
14:0013:00ベスト
16:0015:00ベスト

時差がほぼないため、通常の業務時間内でほぼ自由に設定できます。

日本 - インド(ムンバイ、バンガロール)

時差: -3.5時間

日本時間インド時間評価
12:008:30ベスト
13:009:30ベスト
15:0011:30ベスト
18:0014:30双方午後

おすすめ: 日本時間 12:00~15:00。インドは30分ずれたタイムゾーンのため、開始時刻に注意しましょう。

日本 - オーストラリア(シドニー)

時差: +2時間(サマータイム中は+1時間)。時差が小さいため、日本時間 9:00~15:00 で自由に設定できます。

サマータイム(夏時間)に注意

アメリカとヨーロッパではサマータイムが適用され、時差が1時間変わります

地域サマータイム期間時計の変化
アメリカ3月第2日曜 ~ 11月第1日曜1時間進む
ヨーロッパ3月最終日曜 ~ 10月最終日曜1時間進む
オーストラリア10月第1日曜 ~ 4月第1日曜1時間進む(南半球は逆)

よくあるトラブル: アメリカとヨーロッパではサマータイムの切り替え日が異なるため、3月中旬~下旬と10月下旬~11月上旬は特に注意が必要です。

時差計算・世界時計ツールはサマータイムを自動で考慮するため、手動で計算する必要がありません。

ミーティング設定のコツ

1. Google カレンダーの「タイムゾーン表示」を活用

Google カレンダーの設定で「セカンドタイムゾーン」を追加すると、相手の現地時間を常に確認しながら予定を入れられます。

2. 定例会議は「交代制」にする

時差が大きい相手との定例会議は、毎回同じ時間だとどちらかに負担が偏ります。隔週で時間を変える「交代制」がフェアです。

3拠点以上の会議 — 重なる時間帯

拠点の組み合わせ重なる時間帯(日本時間)
東京 + シンガポール + インド10:00~18:008時間
東京 + ロンドン + シンガポール16:00~18:002時間
東京 + ニューヨーク + ロンドン22:00~翌1:003時間
東京 + サンフランシスコ + ロンドンほぼなし

まとめ

海外とのミーティングを円滑に進めるためのポイントです。

  • 事前に時差を確認: 時差計算・世界時計ツールでリアルタイムの時刻をチェック
  • サマータイムに注意: 年に2回、時差が1時間変わるタイミングがある
  • ベストな時間帯を把握: エリアごとに双方が快適な時間帯は異なる
  • 3拠点以上は非同期も検討: 全員の業務時間が重ならない場合は録画を活用
  • 交代制でフェアに: 定例会議は時間帯をローテーションする

グローバルなチームでのコミュニケーションは時差との戦いですが、少しの工夫でストレスを大幅に減らせます。

この記事の内容はAssisty時差計算で実際にお試しいただけます。