ECサイト構築サービス比較 — 2026年最新版

ネットショップを開業したい方にとって、ECサイト構築サービスの選択は売上に直結する重要な判断です。初期費用ゼロで始められるサービスが増えた一方で、手数料や機能差は大きく開いています。

この記事では、2026年時点の主要ECサイト構築サービスを5つ比較し、規模・目的別のおすすめを解説します。

ECサービスを選ぶ4つの基準

1. 手数料(決済手数料 + 販売手数料)

月額無料でも、1件ごとの手数料が高ければトータルコストは上がります。月商で試算することが重要です。

2. デザインの自由度

テンプレートの種類、カスタマイズ性、独自ドメイン対応などを確認しましょう。

3. 決済手段

クレジットカード、コンビニ決済、銀行振込、キャリア決済、Amazon Pay、PayPayなど、お客様が使いたい決済手段に対応しているかが重要です。

4. 集客・マーケティング機能

SEO対策、SNS連携、クーポン、メール配信、アクセス解析など、売上を伸ばすための機能が揃っているかを確認しましょう。

主要5サービス比較一覧

サービス月額(税込)決済手数料販売手数料商品数おすすめ度
Shopify$33〜3.4%〜0%無制限★★★★★
BASE¥0〜3.6%+¥403%(無料プラン)無制限★★★★☆
STORES¥0〜5%(無料)/3.6%(有料)0%無制限★★★★☆
カラーミーショップ¥4,950〜3.14%〜0%無制限★★★★☆
makeshop¥12,100〜3.14%〜0%50,000★★★☆☆

第1位:Shopify — グローバル展開にも対応する世界標準

概要

Shopifyは、世界175カ国以上で利用される世界最大のECプラットフォームです。日本語にも完全対応しており、国内EC・越境ECの両方に対応できます。

料金プラン

プラン月額決済手数料スタッフアカウント
Basic$33/月3.4%2名
Shopify$92/月3.3%5名
Advanced$399/月3.25%15名
Plus$2,300/月要相談無制限

メリット

  • アプリストアが充実: 8,000以上のアプリで機能拡張
  • デザインテーマが豊富: 無料・有料合わせて200以上
  • 越境EC対応: 多通貨・多言語・国際配送に対応
  • 高いセキュリティ: PCI DSS Level 1準拠
  • Shopify Payments: 外部決済サービス不要で簡単セットアップ
  • SNS連携が強力: Instagram・Facebook・TikTokショッピング対応
  • POS連携: 実店舗との在庫連携も可能

デメリット

  • 月額がドル建て(為替リスクあり)
  • 日本の決済手段(コンビニ決済等)はアプリ追加が必要
  • アプリを多く入れるとランニングコストが膨らむ
  • 日本語のカスタマイズ情報がまだ少ない

こんな人におすすめ

  • 本格的にECビジネスを展開したい方
  • 越境EC(海外販売)を視野に入れている方
  • 月商100万円以上を目指す中〜大規模EC

月商別コスト試算

月商月額決済手数料合計コスト
50万円¥4,950¥17,000¥21,950
100万円¥4,950¥34,000¥38,950
300万円¥4,950¥102,000¥106,950

第2位:BASE — 初期費用・月額無料で最も手軽

概要

BASEは、**「お母さんも使えるネットショップ」**をコンセプトに、最短3分でネットショップを開設できるサービスです。

料金プラン

プラン月額(税込)決済手数料サービス利用料
スタンダード¥03.6%+¥403%
グロース¥5,9802.9%0%

メリット

  • 初期費用・月額無料: スタンダードプランは完全無料で開始
  • 最短3分で開店: 必要最小限の設定で即ショップ開設
  • BASEかんたん決済: クレカ・コンビニ・後払い・キャリア決済対応
  • Instagram連携: Instagramのショッピング機能に対応
  • テンプレートが豊富: 無料・有料合わせて70以上
  • アプリ(拡張機能): 80以上の無料アプリで機能追加

デメリット

  • スタンダードプランは手数料が合計6.6%+¥40と高い
  • SEO対策の自由度が低い
  • 独自ドメインの設定がやや複雑
  • 大量注文の処理機能が弱い

こんな人におすすめ

  • 副業や趣味でネットショップを始めたい方
  • 月商10万円以下の小規模EC
  • とにかく手軽に・すぐに開店したい方

月商別コスト試算(スタンダードプラン)

月商月額手数料合計合計コスト
10万円¥0¥7,000¥7,000
30万円¥0¥20,600¥20,600
50万円¥0¥34,200¥34,200

第3位:STORES — デザイン重視の方に

概要

STORESは、洗練されたデザインテンプレートと使いやすいUIが特徴のECサイト構築サービスです。

料金プラン

プラン月額(税込)決済手数料
フリー¥05%
スタンダード¥2,9803.6%

メリット

  • デザインが美しい: 48種類のテンプレートすべてが洗練されたデザイン
  • STORES決済(旧Coiney)との連携: 実店舗のカード決済と在庫連携
  • 予約販売・定期販売対応: サブスクリプションモデルに対応
  • フリープランでも商品数無制限: 制限が少ない
  • 顧客管理機能: CRM的な顧客管理が可能

デメリット

  • フリープランの決済手数料5%は高い
  • SEO対策の機能が限定的
  • カスタマイズ性がShopifyに劣る
  • 海外販売には不向き

こんな人におすすめ

  • デザインにこだわりたいアパレル・雑貨ショップ
  • 実店舗も運営していてオンラインと連携したい方
  • 定期販売・サブスクリプションを提供したい方

第4位:カラーミーショップ — 国産ECの老舗

概要

カラーミーショップは、GMOペパボが運営する国産ECサイト構築サービスの老舗です。17年以上の運営実績があり、日本のEC事業者のニーズに最適化されています。

料金プラン

プラン月額(税込)決済手数料
レギュラー¥4,9503.14%〜
ラージ¥9,5953.14%〜
プレミアム¥39,6002.99%〜

メリット

  • 決済手数料が業界最安クラス: 3.14%〜
  • HTML/CSSの完全カスタマイズ: デザインの自由度が最も高い
  • 日本の商習慣に対応: のし・ラッピング・ポイント制度
  • GMOグループの安定基盤: 17年以上の運営実績
  • WordPress連携: ブログとECの連携が可能

デメリット

  • 無料プランがない
  • テンプレートが古い印象
  • 初心者にはやや難しい
  • アプリ(拡張機能)がShopifyに比べて少ない

こんな人におすすめ

  • 月商50万円以上で手数料を抑えたい方
  • HTML/CSSでデザインをカスタマイズしたい方
  • 日本固有の商習慣(のし・ポイント等)に対応したい方

第5位:makeshop — 大規模EC向けの高機能

概要

makeshopは、GMOグループが提供する大規模EC向けの高機能プラットフォームです。

料金プラン

プラン月額(税込)商品数
プレミアムプラン¥12,10010,000
makeshopエンタープライズ¥60,500〜50,000

メリット

  • 機能が非常に豊富: 651の標準機能
  • BtoB向けEC対応: 会員別価格・ロット販売
  • 分析機能が充実: アクセス解析・売上分析

デメリット

  • 月額が高い
  • UIが複雑で学習コストが高い
  • 小規模ECには不向き

月商別おすすめサービス

月商おすすめ理由
〜10万円BASE月額無料で手軽に開始
10〜50万円STORES or BASE グロースバランスが良い
50〜100万円カラーミー or Shopify手数料の安さが効いてくる
100万円〜Shopify拡張性・海外展開に強い
越境ECShopify 一択多通貨・多言語対応

ECサイト開設の手順

ステップ1: 商品と市場の準備

販売する商品のラインナップ、写真撮影、価格設定を先に済ませましょう。

ステップ2: サービス選択と登録

上記の比較表を参考に、月商予測に合ったサービスを選びます。

ステップ3: ショップデザインの設定

テンプレートを選び、ロゴ・カラー・レイアウトをカスタマイズします。

ステップ4: 商品登録

商品名・説明文・写真・価格・在庫数を登録します。SEOを意識した商品説明を書きましょう。

ステップ5: 決済・配送の設定

利用する決済手段と配送方法・送料を設定します。

ステップ6: テスト注文と公開

必ずテスト注文を行い、一連の購入フローが問題なく動くことを確認してから公開しましょう。

まとめ — 月商規模に合わせて選ぼう

ECサイト構築サービスは、月商規模と将来の成長計画に合わせて選ぶことが大切です。

まずは無料プランで開設し、売上が伸びてきたら有料プランやより高機能なサービスへ移行する、という段階的なアプローチがおすすめです。


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